中国の対外投資が累計3400億元以上に

人民網日本語版 2019年07月17日16:20

中国商務部(省)対外投資・経済協力司の責任者が16日に行った説明によると、1-6月、中国国内の投資企業が世界151の国と地域の企業3582社に対し行った非金融類の直接投資は累計で3468億元に達し、前年同期比で0.1%増加した。6月当月の対外直接投資は637億3千万元で、前年同期比6.3%増となった。人民日報海外版が伝えた。

上半期、中国の対外投資協力は安定して健全な発展を維持した。その特徴としては以下の点が挙げられる。

(1)「一帯一路(the Belt and Road)」参加国に対する投資協力が積極的に推進。1-6月、中国企業の「一帯一路」沿線51ヶ国に対する新規投資は合計68億ドルで、同期総額の12.6%を占めた。

(2)クロスボーダーな合併買収が着実に増加。1-6月、中国企業が実施したクロスボーダーな合併買収は161件で、実行ベースの取引総額は169億5千万ドル、うち直接投資は92億2千万ドルだった。

(3)対外投資構造が引き続き最適化。1-6月、対外投資の主な対象はリース・ビジネスサービス業や製造業、卸売小売業、採鉱業、情報伝送/ソフトウェア・ITサービス業などの分野だった。

(4)対外請負工事の大型プロジェクトが多く、現地の発展をけん引し、互恵とウィンウィンを実現。

1-6月、関連主管部門が新規設立や合併買収の手続きを行った対外投資企業は2440社で、中国側の投資契約金額は495億ドルだった。増資類の手続きを行った対外投資企業は613社で、中国側の投資契約金額は140億1千万ドルだった。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月17日

  

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