湖北省武昌市の武昌実験中学(中高一貫校)の高校3年生の王希来さんは、「高考(全国大学統一入試)」で675点という高得点をたたき出した。しかし、この秀才の背後には、さらなる「達人」が隠れていた。人民網微信公式アカウントが伝えた。
スマホで遊んでいられない高3の息子、母親による「代理ゲーム」でステイタスを維持
王さんは、「自分はこれまで、あるモバイルゲームをずっとやってきた。そのゲームでは、プレイヤーが毎日ゲームすることが推奨されている。高3になってからはスマホをいじるのは無理だと分かってはいたものの、もし自分のモバイルゲームのアカウントに1年間ログインしなければステータスが落ちてダメになってしまうの心配だった。そこで、母親にゲームのやり方を勉強してもらい、自分の代わりにゲームをしてステイタスを保ってくれないかと提案した。大学入試が終わったら、また自分でゲームをやらせてもらうことにした」と話した。
思いもかけないことに、王さんの母親は本当にこの頼みを承諾した。「母はゲームを始めた頃本当に下手だった。それなのに負けると怒り出して、とても可愛かった」と王さん。その後、王さんの母親はこつをつかみ、見事に息子のステイタス維持に貢献した。
母親の「全力サポート」を得た王さんは、それ以降めったにスマホを触ることはなくなり、さらに勉強に励むようになった。「こんな進歩的な母親で本当に感謝している」と王さんは語った。
娘に付き添い大学院受験、先に合格した55歳の「声楽優等生ママ」が卒業
周亜松さんは、3年間におよぶ努力を経て、華中師範大学声楽科修士課程を無事修了した。
もともと娘に付き合って大学院を受験した周さんだったが、思いがけず自分の方が1年早く合格してしまった。当時周さんは「あなたはまだ若い。今回は残念だったけどまた来年頑張ろう」と娘を元気づけた。
2016年、周さんの娘も華中師範大学音楽学院大学院に合格、母親の後輩となった。