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標高8千メートルのチョモランマで「渋滞」、春季だけですでに死亡14人

人民網日本語版 2019年05月28日10:02

最近ある1枚の写真が人々から注目を集めている。それは世界の屋根と呼ばれるチョモランマで撮影されたもので、登山家たちの「長蛇の列」が頂上の狭い尾根に伸びていくのが見て取れる。この写真を見たネットユーザーは、これは世界で標高が最も高い「交通渋滞」だと感嘆の声を漏らしている。北京日報が伝えた。

気温が上がり、高くそびえるチョモランマは5月に入り多くの登山客を迎え、長蛇の列が生じている。登頂するために多くの登山家が標高8000メートルの「デッドゾーン」で3時間も列に並んでいるという。ネパール当局の統計によると、待機時間が長すぎると、大量の体力を消費することになり、かつ厳しい寒さと酸素の薄さから、現在まで14人が死亡し3人の行方不明者が出ているという。チョモランマの南側だけでも7人が死亡し、今月23日には1日で3人の死者がでた。

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