北斗3号民間用ナビゲーション信号体制をフルサポートする初の高精度ベースバンドチップ「天琴二代」が20日、正式に発表された。またこの現在最強の北斗チップを搭載する2シリーズの新型プリント基板も同時に発表された。プリント基板及び関連製品は今年8月に発売される見通しだ。環球網が伝えた。
「天琴二代」は北斗ナビゲーションの世界展開に取り組む企業の一つ、北京合衆思壮科技股フン有限公司(フンはにんべんに分)が5000万元(1元は約15.95円)以上の資金と2年の期間を費やし研究開発したもので、完全に独自の知的財産権を備えている。同チップは今年4月に量産化を実現しており、将来的には北斗3号の実用化を促す。情報によると、「天琴二代」は次世代GNSS(全球測位衛星システム)マルチモジュール・マルチ周波数高精度ベースバンドチップで、柔軟な設計枠組みを採用。ソフトを通じ既存のGNSS衛星信号の復調とアップグレードを実現すると同時に、未来の新たなGNSS信号の復調を行う。また現在及び未来のすべてのナビゲーション信号・周波数をサポートする。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月21日