中国・タイ両海軍の合同訓練「藍色突撃2019」に参加する両軍艦艇は6日午前、湛江の某軍港から訓練海域へと次々に出航した。合同訓練は港・岸訓練段階を順調に終え、海上訓練段階に本格的に入った。中国軍網が伝えた。
午前9時頃、「岳陽」を先頭に両軍の艦艇が次々に出航。海上で訓練艦隊を組み、予定海域へ向かった。
合同訓練指揮所の中国側指揮官を務める張伯碩・南部戦区海軍政治活動部副主任は「今回の合同訓練は実戦化をさらに際立たせている。海上訓練段階の各訓練はいずれもその場で想定を決める。また、初めて海上実弾射撃、強襲揚陸作戦など難度と危険の高い訓練を行う」と述べた。
艦隊は11時頃に予定海域に到着し、通信訓練を順番に行った。その後艦隊は次の海域へ向かい、海上補給も行った。今後3日間、艦隊は海上遭遇戦、警戒態勢、艦隊総合防御、合同捜索・救難、海区コントロール、目標識別など10余りの合同訓練を実施する。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年5月7日