中国人民解放軍海軍創設70周年にあたり、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は23日に山東省青島で実施された中国海軍創設70周年祝賀観艦式に出席した。新華社が伝えた。
習総書記は12時40分頃、青島奥帆センター埠頭に到着。勇壮な楽曲が流れる中、習総書記は海軍儀仗隊を閲兵後、観閲艦に乗船した。13時頃、観閲艦が観閲海域へ出航した。海軍の沈金竜司令官が観閲を受ける部隊の準備が完了したことを報告。習総書記は観閲開始の命令を下した。
観閲を受ける艦艇は潜水艦群、駆逐艦群、護衛艦群、揚陸艦群、補助艦群、空母群に分れ、波をけたてて登場。15時頃、観閲艦は針路を調整し、祝典行事に参加する各国艦艇の方へ向かった。
国際観艦式は、国際的な海軍特有の海上儀礼行事であり、世界各国の海軍による友好的交流の独特の方式だ。
ロシア、タイ、ベトナム、インド、日本、フィリピン、バングラデシュ、ブルネイ、韓国、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、ミャンマーなどの艦艇が旗を掲げ、戦闘艦、補助艦船の順に従い、トン数の大小によって並び、観閲艦の前を通過した。
習総書記は各国将兵に手を振って挨拶した。各国海軍代表団団長は観閲艦の後部甲板に着席して参加した。15時半頃、「友誼地久天長」の曲が流れる中、中国海軍創設70周年祝賀観艦式は滞りなく終了した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月24日