習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は15~17日に重慶を視察し、突出した問題である「両不愁三保障」(衣食の愁いなく、義務教育と基本医療、住宅の安全を保障する)の解決について座談会を開き、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「貧困脱却の難関攻略戦は最終的な勝敗を決する正念場に入っている。各地区・各当局はこれを非常に重視し、思想を統一し、しっかりと実行し、一気呵成に粘り強く戦い、突出した問題である『両不愁三保障』の解決に力を入れ、今年と来年の貧困脱却の難関攻略の取り組みを着実に仕上げ、期限通りに貧困脱却の難関攻略戦に全面的に勝利し、期限通りに小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に完成するために新たな、さらに大きな貢献をしなければならない」と指摘。
また、「各省・自治区・直轄市の責任を負う主要な同志は『4つの意識』を増強し、『4つの自信』を揺るぎないものにし、『2つの維持』をやり遂げ、政治責任を強化し、貧困脱却の難関攻略に自ら力を入れる必要がある。省レベルの貧困者支援の責任を負う同志は取り組みの実行に力を入れる必要がある。各業種の機関は貧困脱却の難関攻略の目標任務をめぐり、しっかりと責務を果し、力を合わせて難関を攻略し、責任を果さず、政策を実行せず、取り組みを実行せず任務達成に影響を与える者に対しては責任を追及する必要がある。党中央は極度貧困地区の貧困脱却の難関攻略を支持する実施意見を定めた。各方面はいずれも取り組みを強化したが、これを緩めてはならない。難関攻略措置を一つ一つ研究し、詳細にし、現実化し、貧困脱却任務の達成を確保する必要がある。今回貧困脱却の難関攻略の特別巡視と成果審査によって突出した問題と共通の問題が少なからず見つかった。各地区・各当局は全面的かつしらみつぶしに調べ、整理し、各種問題の整理改善を確保し、来年の取り組みのために良き基礎を築く必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月18日