英国サリー大学の逯高清学長は、「一帯一路」(the Belt and Road)国際サミットフォーラムについて取材に応じた際に、「一帯一路は沿線国及び中英両国の科学技術及び革新の協力に新たなチャンスをもたらした」と述べた。科技日報が伝えた。
「一帯一路は世界に大きなチャンスを示した。それは貿易、インフラ整備及び発展のほか、広範な科学技術分野でも示されている。一帯一路の建設に参加する国と多国間協力パートナーにとって大きなメリットがあり、参加を通じて研究・革新力を高めることで、現在の世界が直面している重大な問題に対応するために新たなソリューションを提供できる。さらに中国はこの大型プロジェクトの国際協力から利益を受けることができる」
世界各地の2万人以上の学生を擁する英国名門校の学長である逯教授は、人と人の交流及び人材開発は、両国間の長期的な関係を構築する上で非常に重要だと考えている
さらに、「中英関係は現在、健全で成果の多い発展の時期を迎えている。全体的に見ると、一帯一路構想は英国の各研究機関と商業部門から歓迎されている。両国が今後、学術面でより多くの二国間交流と共同研究開発プロジェクトを展開し、そして一帯一路構想を通じ共同革新活動への資金援助を強化できれば、両国はより大きなメリットを得ることになる。英国には強い科学研究の基礎と革新力があり、中国は巨大な市場を持ち、革新をけん引することができる。中英両国は今後、科学技術及び革新分野の協力で非常に幅広く豊かな成果を上げるだろう」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年4月25日