「一帯一路」、6年間の歩み

人民網日本語版 2019年04月16日10:38

「『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設と素晴らしい未来の開拓」をテーマとする第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム4月下旬、北京で開催される。外国首脳約40人を含む、100ヶ国以上の代表数千人が同フォーラムに参加する。人民日報が伝えた。

過去6年間を振り返ると、いくつかの重要な節目から「一帯一路」協力が歩んできた非凡な道のりを見てとることができる。2013年秋、習近平国家主席が「一帯一路」の共同建設を初めて提唱すると、数多くの国と地域がすぐさまその呼びかけに応じて参加を表明した。2015年3月、「シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの共同建設推進のためのビジョンと行動」が発表され、「一帯一路」協力の理念と計画がより明確に世界に示された。2015年12月、アジアインフラ投資銀行(AIIB)が設立し、獲得できた協力に対する共同認識と効果は、予測を大いに上回るものとなった。2017年5月、初の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが北京で開催され、76の大項目と279項目の具体的成果が得られ、各方面の協力のための絶え間ない推進のための構想図が明確に提示された。統計データによると、第1回サミットフォーラムでは、279項目の具体的成果に達し、現在までにほぼ完成あるいは常態化業務に転換され、実行率は100%に達している。

今日、「一帯一路」は国際発展の重要な合言葉となっている。沿線各国の発展計画において、「一帯一路」は支援でき得る協力プラットフォームとあまねく認識されている。これまでに、124ヶ国と29の国際機関が、中国と「一帯一路」協力合意書を締結している。国際金融フォーラムが「一帯一路」5周年の際に発表した調査報告によると、調査対象となった機関のほぼ全てが、「一帯一路」建設が国や地域の経済成長をリードする点において重要な役割を発揮しているとの見方を示した。

「一帯一路」協力の推進加速にともない、歴史的発展を打ち破るようなストーリーが、沿線各所で次々誕生している。東アフリカに初の高速道路が完成し、モルディブに初の跨海大橋が開通し、ベラルーシに初の国産自動車メーカーが誕生、世界最大の内陸国であるカザフスタンでは初の海まで達する鉄道が敷設され、国際定期貨物列車「中欧班列」が東南アジア大陸とユーラシア大陸を結ぶ最も距離の長い「協力」通路となった。

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