中国国家インターネット情報弁公室の楊小偉副主任は2日に開いた中国国務院新聞弁公室の記者会見で、第2回デジタル中国建設サミットが5月6日から8日にかけて3日間にわたり、福建省福州市で開催されることを明らかにした。人民日報が伝えた。
今回のサミットでは、デジタルヘルスやオンラインテクノロジー、衛星応用などのフォーラムが増設されるほか、デジタル経済テストモデルプロジェクトや人工知能公共サービスプラットフォームなどの見学イベントも設けられる計画だ。
中国全土で「デジタル中国建設」プロジェクトはどれほど進展し、どのような成果が上がっているのかという点について楊副主任は、まず、インターネットインフラの建設が飛躍的な発展を遂げているとした。昨年末の時点で、中国の光回線の総延長は4358万キロに達した。4Gのユーザーは計11億7000万人で、年間新規ユーザーは1億6900万人、5Gコア技術の研究開発と基準制定の分野で大きな進展があった。次に、ビッグデータの発展と応用が急速に推進されている。最後に、デジタル経済が急速に発展し、供給側の構造改革が効果的に推進されている。関係機関は、昨年年末には、中国のデジタル経済の規模は31兆元(約514兆6900億円)に達し、国内総生産(GDP)の3分の1を占めるようになったと試算している。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年4月3日