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キャビンアテンダントを辞めてフライドチキンショップを開いた美人店長 

人民網日本語版 2019年03月29日09:45
キャビンアテンダントを辞めてフライドチキンショップを開いた美人店長 
キャビンアテンダントからフライドチキンショップのオーナーへと転身を遂げた呂さん(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。

キャビンアテンダントというと、多くの女性の憧れの職業。毎日、きれいにメイクアップして、キャリーバッグを手に、世界中を飛び回り、仕事の合間に観光もできて、高収入というのがそのイメージだ。しかし、四川省成都市の20代女性の呂晨さんは、そんな誰もが憧れるキャビンアテンダントを辞めて、フライドチキンショップを開き、「美人すぎる店長」になった。

「子供の頃はケーキショップやミルクティーショップを開き、自分の好きな時に店を閉めて、旅行に出かけたいと思っていた女の子は多いと思う」と話す呂さんは、「私の夢も同じで、フライドチキンが好きだから、フライドチキンショップを開きたいと思っていた」という。

しかし、理想と現実は往々にしてかけ離れているもの。呂さんも四川大学の近くなら、学生も多く、経営はすぐに軌道に乗ると考えていたが、オープン1ヶ月目は売上が1日当たり200元(1元は約16.35円)にも達せず、家賃や光熱費、原材料費、人件費などを考えると、完全に赤字の状態で、呂さんも非常に焦ることになったのだという。

売上を伸ばすために、呂さんはデリバリーを導入したり、夜中の2時や3時まで営業時間を伸ばしたり、春節(旧正月)も実家に帰らずに営業を続けたりと、いろんな対策を講じた。そして大学が冬休みに入って、周囲の店もだんだん休みに入る中、呂さんは大晦日まで営業を続け、そしてそのまま店で春晩(春節を祝う中国の国民的年越し番組)を見て大晦日を過ごしたという。

呂さんは「経営は少しずつ改善し、上向きになっている」とし、「来年まで頑張って、もしなんとかなれば続け、無理そうなら新しい仕事を探すか、勉強し直してリベンジするかしたい」と話す。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年3月29日

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