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都市青年は「独身に焦り」、小鎮青年は「仏系」 独身者調査報告

人民網日本語版 2018年12月28日14:20

2018年も終わりに近づき、婚活サイト「珍愛網」は、今年を総括した「2018年独身者調査報告」を発表した。同報告では、一線・二線都市に住む「都市青年」と三線・その他地域に住む「小鎮青年」の恋愛・結婚観の違いが分析されている。一線都市は、引き続き、独身者が多く住むエリアであり、彼らは、仕事が忙しく、ストレスが大きいといった特徴を備えている。これに対し、小鎮に住む青年は、自信がなく、社交性に欠ける傾向がある。「独身から脱出したい」という欲望は下降しており、「受け身」な姿勢の独身男女が7割を上回った。独身から抜け出すための主な方法は「お見合い」で、都市部の青年は「婚活アプリ」を、小鎮の青年は「親戚による紹介」を、それぞれ頼みの綱としている。恋愛・結婚相手に求める最低収入は、都市部の青年が8千元(1元は約16.1円)、小鎮の青年が3千元だった。北京晨報が伝えた。

〇独身者の傾向:都市青年は「独身に焦燥感」、小鎮青年は「仏系」

珍愛網の調査データによると、「恋人いない歴」は、「3年以上」が最多で59.46%を占め、「2年(23.84%)」と「1年(16.7%)」がこれに続いた。このデータから、独身者の6割近くを占める「恋人いない歴3年以上」の人々にとって、独身から脱出することがますます難しいことが見て取れる。独身という状態に直面して、都市に住む独身者の約7割は、「ひとり者であることに焦りを感じている」と答え、「焦燥感」は、小鎮に住む独身者よりかなり強かった。

また、「独身から脱出しなければならない」という切迫感にも大きな差があった。統計データによると、「都市青年」のうち、「半年以内に独身から脱出したい」と答えた人は50%を上回り、うち30.71%は「1ヶ月以内に脱出したい」と答えた。このほか、「1年以内に脱出したい」は29.17%、「縁があればなので、時期は気にしない」は15.15%だった。都市青年と異なり、小鎮に住む青年のうち、「縁があればなので、時期は気にしない」とした人は約半数に達した。

〇「独身脱出」の欲求下降 「受け身」が約7割

独身をめぐる個人的状況についていえば、「都市青年」であろうと「小鎮青年」であろうと、いずれも極めて受け身な姿勢となっている。珍愛網の統計データによると、独身男女の51%は、「自分が独身であることを自ら言い出すことはない」と答え、「自分が独身であることは、仲の良い友人にしか知らせていない」とした人は33%、「いつも独身であることの内容をSNSに投稿する、または、人と会うときは常に自分が独身であることを話す」とした人は1割にとどまった。また、独身脱出のための行動については、「人に誰か紹介してほしいと自ら頼むことはない」と答えた人は7割を上回った。

このほか、理想とする結婚年齢については、独身者はほぼ同じような意見をもっていた。統計データによると、独身男女のうち、「27歳から30歳が理想の結婚年齢」と答えた人は4割を上回り、「30歳から33歳まで」は3割を占めた。


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