北京市公安局出入境管理局は13日、セルフサービスを開始した。通州分局出入境セルフサービスホールを基礎とし、セルフサービスの場を3ヶ所追加する。北京市公安局出入境手続ホールに24時間セルフサービスホールを設置し、申請者に香港・マカオ・台湾地区訪問手続きの記入、出入境証書受け取り、本人の出入境記録の問い合わせという3つのサービスを提供する。朝陽分局・豊台分局出入境手続ホールには同時にセルフサービスエリアを設置し、申請者に香港・マカオ・台湾地区訪問手続き、出入境証書受け取りという2つのサービスを提供する。新華網が伝えた。
北京市公安局出入境管理局手続ホールは13日午後、24時間セルフサービスホールを開き、申請者に香港・マカオ・台湾地区訪問手続きの記入、出入境証書受け取り、本人の出入境記録の問い合わせという3つのサービスを提供した。サービスホールは出入境管理局手続ホール北門東側(安定門東大街2号)に位置し、「24時間開放・全過程セルフ・年中無休」で稼働する。市民は身分証をかざして中に入る。
セルフサービスホールの面積は約20平方メートルで、両側にセルフ装置が置かれている。これには2台の「カード型セルフ記入装置」、3台の「セルフ証書受取装置」、1台の「出入境記録セルフ問合装置」が含まれる。うち「セルフ証書受取装置」はパスポートと香港・マカオ通行証を受け取れる。警察の紹介によると、記入は今のところ北京市戸籍保有者のみを対象とし、支付宝、微信、工行融e聯などの決済方法を選択できる。
また市民は「セルフ証書受取装置」を使用する際に、申請領収書と有効の身分証を持っていれば、普通パスポート、電子往来香港・マカオ通行証、電子往来台湾通行証を受け取れる。本人以外にも代理人による手続きも可能。
セルフサービスホールで「出入境記録」の問い合わせをする際には、16歳以上の本人が有効身分証を持ち、現場で手続きをする必要がある。その他の装置と異なり、出入境記録の問い合わせでは顔認証が行われ、他人に代理を頼むことはできない。全市に現在4ヶ所(東城区、朝陽区、豊台区、通州区)の出入境セルフサービスの場がある。営業時間外、特に法定祝日中の手続きの需要をさらに満たし、人々が警務テクノロジー革新による高品質サービスを十分体験できるようにする。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月14日
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