中国鉄路総公司は「鉄道部門は、今月22日から、海南島環島高速鉄道において、電子チケットの導入を試行する。これにより、乗客の利用体験をいっそう改善し、乗客により便利でスピーディなサービスを提供することを目指す」と示した。経済日報が報じた。
鉄路総公司の担当者は、「電子チケットの導入は、紙の乗車券に記載されている旅客輸送契約の証明と乗車証明、精算証明の各機能を分離し、関連法律の条文規定に基づき、電子データを鉄道旅客輸送契約の証明とし、乗車証明のペーパーレス化と多様化を推進し、精算証明の電子化を段階的に進めていくことを意味している」と説明した。
また同担当者は、「電子チケット導入後、乗客による乗車券購入、検札、乗車など各プロセスは、いっそう便利かつスピーディになる。乗車券購入については、オンラインで購入手続きで完了することが可能になる。その後、オンラインでチケット購入情報シートを自ら印刷またはダウンロードできる。または、海南省内鉄道駅の乗車券販売窓口、乗車券自動販売・受取機、代理販売所で印刷したものを受け取ることもできる。販売窓口または自動販売・受取機でチケットを購入する場合は、購入手続が終わると、チケット購入情報シートを受け取ることができ、必要に応じて印刷された精算証明を受け取ることも可能だ」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年11月22日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn