中国の調査機関・胡潤研究院が20日に発表した「2018年胡潤資産報告」によると、中華圏で1千万元(1元は約16.3円)の高額資産を保有する世帯は前年比8.1%増の201万世帯となり、増加率は前年に比べて0.5ポイント低下し、4年ぶりの低い増加率になったという。資産額1億元以上の世帯は同9.9%増加の13万3千世帯だった。また中華圏の資産額600万元以上の富裕層の資産総額は133兆元に達した。中国新聞網が伝えた。
北京は今年も資産額3千万ドル(1ドルは約112.9円)以上の超富裕層が最も多く集中する地域となり、世帯数は同2200世帯(19.5%)増加の1万3500世帯となった。このうち投資可能な資産が3千万ドル以上の世帯は8240世帯だった。2位は上海市で1700世帯(16.5%)増加の1万2千世帯と7330世帯。3位の広東省は1400世帯(13.9%)増加の1万1500世帯と7020世帯、4位の浙江省は1080世帯(12.2%)増加の9900世帯と6050世帯、5位の香港地区は500世帯(6.3%)増加の8500世帯と5180世帯だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月22日
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