中米両軍人道救援・減災共同訓練2018が17日、中国・南京で閉幕した。今回の注目点として交流内容の拡大、指揮方式の探求、救援行動の最適化が挙げられる。中国新聞社が伝えた。
(1)交流内容の拡大。訓練で指揮機関は計画準備、共同救援、被災者収容、安全移送の4段階に従い、40余りの問題について集中的に研究・討論した。実兵分隊は5つの作業区域に分れ、ドローン偵察など20余りの訓練をめぐり、技能交流を踏み込んで実施し、救援ノウハウを共有し、専門技能を高めた。
(2)指揮方式の探求。状況誘導、多国間調整センターでの調整、指揮所計画、指揮コントロール分隊行動の流れに従い、指揮任務分隊を組織して共同救援行動を遂行し、指揮の流れ、部隊編制、行動基準などの規範化を進めた。
(3)救援行動の最適化。評価、捜索救援、救護、収容、移送のプロセスに従い、地震災害救援行動において生じうる状況を念頭に、生存者捜索、空からの救援、医療救護などの訓練を設け、両軍による共同災害救援、大規模な被災者移送などの問題を研究した。
双方は12日から研究討論交流、指揮所机上訓練、実兵訓練などの形で、両軍による共同災害救援、大規模な被災者移送などの課題を重点的に訓練し、国際救援分野で両軍が共同で行動し、災害に対処する能力を高めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月19日
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