天津大学への取材によると、同校の徐可欣教授率いる研究チームは光学技術を採用し、新型の血糖値測定器を開発した。その日のうちに無侵襲・スピーディ・連続的かつ正確な血糖値測定を行うことができる。この研究結果は糖尿病患者の痛みを解消し、血糖値モニタリング・治療の利便性を高める見込みだ。科技日報が伝えた。
人間が食物を摂取すると、血糖値は約1時間後にピークに達し、2−3時間後に正常水準に戻る。その間、血糖値の変化により肌の光の吸収・散乱の変化を引き起こす。これらの光学的信号は間接的に血糖値を反映する。この測定方法の実行可能性は、すでに国内外の学者に広く実証されてきた。チームが開発したこの無侵襲血糖値測定器は、食後2−3時間内の血糖値の変化曲線を連続的にモニタリングした。測定の誤差は約0.5―1mmol/L。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月16日
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