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中国の4G利用者数が10億人近くに

人民網日本語版 2018年10月10日14:28

国家統計局が先ごろ発表した「改革開放40年経済社会発展成果シリーズ報告書」によると、中国の通信業は40年間にわたり注目すべき成果を手にした。通信能力と利用者数、技術水準が飛躍的な発展を実現し、国民経済の重要な基礎的・先導的産業になっている。人民日報海外版が伝えた。

モバイル通信分野において、中国は1Gの空白、2Gの追随、3Gの進展、4Gの同期、5Gのけん引という発展の過程を歩んだ。中国が自主開発した4G技術標準「TD-LTE」は、国際電気通信連合から4G国際標準の一つに指定された。中国は現在まで、世界最大規模の4Gネットワークを構築している。2017年末の4G利用者数は9億9700万人で、4G利用者がすべての携帯電話利用者に占める比率は70.3%に達した。5G時代の中国は、標準制定や実験の進展で、世界の先頭を走っている。光通信を見ると、光ブロードバンドの普及が加速し、光ファイバーは都市部世帯の「標準スペック」になっている。また光ファイバー接続(FTTH/O)利用者数は、2億9400万世帯に達している。

ネットユーザーも急増している。2017年末現在、モバイルブロードバンド利用者数(3G・4G利用者)は11億3200万人に達し、携帯電話利用者の79.8%を占めた。中国のネットユーザー数は1997年の62万人から2017年の7億7200万人に激増し、年平均42.8%増となっている。中国のインターネット普及率は55.8%にのぼり、世界平均を4.1ポイント上回っている。

携帯電話利用者、ネットユーザーの急増は、通信事業の発展をけん引した。2017年通年の中国通信事業総量は2兆7557億元(1元は約16.35円)。業務収入は1兆2620億元で、40年間の年平均成長率は21.1%となった。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年10月10日

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