国家衛生健康委員会はこのほど、同委員会が発表した「2017年中国住民健康素養モニタリング結果報告」によると、2017年の中国人の健康素養レベルは14.18%と、2016年(11.58%)より2.6ポイント上昇、引き続き上昇傾向を呈していることを明らかにした。新華社が報じた。
健康素養とは、個人が基本的な健康情報およびサービスを取得・理解し、これらの情報やサービスを運用して正しい決定を行い、自分自身の健康面での能力を守り、促進することを示している。健康素養レベルとは、住民総数のうち健康素養を備えた人の割合を指す。
国家衛生健康委員会の指示を受け、中国健康教育センターは2017年に第7回モニタリング調査を実施した。調査では、31省(自治区・直轄市)の336県(区)1008郷鎮(街道)が網羅されており、アンケート調査方式によって、8万5千人のサンプルが収集された。
知識、行為および技能の3方面から中国人の2017年素養レベルを見ると、基本知識・理念のレベルは25.82%、健康的なライフスタイル・行為は14.30%、基本的技能は16.38%だった。2017年の主要公衆衛生問題6項目の素養レベルについては、安全・応急手当のレベルは45.09%、科学的な健康観は41.12%、健康情報は22.95%、伝染病予防・治療は16.06%、慢性疾患予防・治療は15.71%、基本医療は15.34%に、それぞれ達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月28日
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