中国第9回北極科学観測隊は26日、69日間にわたる観測を終え、極地科学観測船「雪竜号」に乗り凱旋。上海市浦東にある中国極地観測国内基地埠頭に無事帰還した。人民日報海外版が伝えた。
本航行の観測隊は海洋総合ポイント88ヶ所、氷上基地10ヶ所での観測を実施した。氷上基地の数、氷上ブイ、アンカー観測プラットフォームの数はこれまでの北極科学観測で最多となった。また中国が自主開発した「無人氷上基地」、水中グライダー、クライミング海洋断面ブイなどの無人自主観測装備品の投入に初成功した。これにより中国の北極海観測は夏から冬まで延長されることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月27日
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