2018中国農業農村科技発展サミットフォーラムで発表された情報によると、中国の農業科技進歩貢献率は2012年の53.5%から2017年の57.5%まで向上し、スーパー稲や遺伝子組み換え耐虫棉、鳥インフルエンザワクチンなど一連の画期的な成果を手にした。主要農作物の優良品種がほぼフルカバーされており、自主育成品種の面積が95%を占め、家畜・水産物の品種供給能力が絶えず向上している。人民日報が伝えた。
「中国農業農村科技発展報告書(2012−17)」によると、2017年の農作物栽培・収穫総合機械化水準は67%に達した。農業ハイテク産業が成長を続け、農村新産業・新業態の高度成長をけん引した。国家食糧・食品安全を保障し、農家の増収と農業のグリーンな発展の促進に向け、重要な力を発揮した。
「2017中国農業科技論文・特許世界競争力分析」によると、中国の2014−16年の農業関連発明特許出願件数は世界一となっており、しかも過去5年間に渡り技術発展の成長率で首位を維持した。また園芸、栽培・種まき技術、飼料・肥料の各分野の相対的な技術の優位性で首位になった。分析結果によると、2014−16年の間に中国の農業基礎研究が重視され、論文数が増加を続け、掲載数で世界2位になった。中国の農業科学技術論文の国際的な影響力が大きく、論文の被引用回数で世界2位になり、分野調整被引用インパクト(CNCI)で世界平均水準を上回った。中国の農業科学技術論文の品質は、同業者とハイレベル学術誌から認められており、高被引用回数論文の発表数とQ1学術誌での論文掲載数がいずれも世界2位となった。分析化学・応用化学、農業工学、食品化学・技術などが好調だ。特許世界競争力の分析結果によると、中国の16機関が世界トップ50の重要特許保有者に入っている。うち中国科学院は2位、中国農業科学院は4位だった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月26日
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