ミュージカル「キンキーブーツ」 (撮影:鐘欣)
2013年のトニー賞で6部門を受賞し、社会現象ともなった超人気ブロードウエイ・ミュージカル「キンキーブーツ」の北京公演が8月24日から北京天橋芸術センターで始まり、計29公演が予定されている。中国新聞網が報じた。
十数年、ひいては数十年世界中で公演を行っている名作ミュージカルと比べると、「キンキーブーツ」は2013年に米ブロードウェイ・シアターで初めて上演された比較的「若い」作品と言える。至って普通の人物が逆襲を果たして成功していく姿を描いた物語。舞台はイギリス、靴製造工場を継いだチャーリーが、ドラァグ・クイーンのローラと偶然知り合い、当初は全くそりが合わなかったものの、少しずつ打ち解けて親友になり、ドラァグ向けの特注靴の製造に成功し、歴史ある工場の経営立て直しに成功する。
ブロードウェイ・シアターでの出演者が登場する「キンキーブーツ」の公演が今年の夏、北京、上海、広州で行われることが発表されるとすぐに、業界関係者や多くの人の間で話題となり、この40日間にわたってすでに上海と広州で45公演を終えており、シンボルマークでもある「赤いブーツ」がインパクトある大ブームを巻き起こしている。そして、大好評を博しているこの「キンキーブーツ」が中国の最終公演地である北京に24日にやって来る。
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