商務部国際貿易経済協力研究院と陝西省経済発展戦略研究会ブロックチェーンセンターが共同主催した「ブロックチェーンがアシストするデジタルビジネス発展シンポジウム」ならびに「『未来のバリューにリンク:ブロックチェーンビジネス応用の可能性研究報告』発表会」が、このほど北京で行われた。
シンポジウムには、国務院発展研究センター、国家発展・改革委員会マクロ経済研究院、科学技術部中国科学技術発展戦略研究院、工業・情報化部中国情報通信研究院、中央財経大学、中関村ブロックチェーン技術研究応用交流センターなどの研究機関や企業から100名近い専門家と代表が出席し、デジタルビジネスやブロックチェーンのビジネス応用の可能性を検討した。
同報告によると、「過去20年あまりの間に、インターネットがビジネスモデルの変革をもたらし、組織と個人の効率が極めて大きく向上し、情報の高効率の流動が実現したが、取引の基本的メカニズムは変わらなかった。ブロックチェーンがもたらす透明性と効率により、今後は取引の本質が変化する可能性がある」という。
また同報告によると、「社会の進歩にともない、ブロックチェーン技術の応用が新たなビジネスルールと新業態をもたらし、さまざまな規模の機関のビジネスの情報力とコストの差をフラット化し、企業のスタイルの再構築を助け、社会構造を改善することになる。ブロックチェーンが経済・産業の局面の重大な調整を促し、発展途上国が飛躍的発展を実現して国際分業体制で有利な位置を占めるための重大な転換点やチャンスになる」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月22日
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