第18回ジャカルタ・アジア競技大会競泳男子4×200メートル自由形リレーで銀メダルを獲得した商科元・覃海洋、汪順、孫楊の各選手(撮影・杜洋)
ジャカルタで開催中のアジア競技大会第2日目、中国はさらに8個の金メダルを獲得し、金メダル獲得数で第2位以下との差を拡げた。中国新聞網が伝えた。
大会初日と第2日で、中国は計15個の金メダルを獲得、金メダル獲得数トップに立った。日本は8個で第2位、韓国は5個で第3位。第4位から第7位は、インドネシア(4個)、朝鮮(4個)、イラン(3個)、中国台北(3個)。
競泳種目では、中国と日本が、実力伯仲の闘いを繰り広げた。大会第2日目に行われた競泳計7種目のうち、中国は3個、日本は4個の金を獲得した。
男子200メートル自由形で優勝した孫楊選手は、男子800メートル自由形においても再び王者の風格を示し、7分48秒36のタイムで堂々優勝、大会記録を更新した。これで、孫選手の金メダルは、これまでの3度のアジア大会で7個目となった。同種目の銀メダルは日本の竹田渉選手。
8月20日、2018年ジャカルタ・アジア競技大会競泳男子50メートル背泳決勝、24秒75のタイムで優勝した徐嘉余選手(撮影・杜洋)
男子100メートル背泳で新王者に輝いた徐嘉余選手は、男子50メートル背泳でも優勝、同選手が目標とする「5冠達成」に着実に近づいている。銀メダルは日本のベテラン入江陵介選手。だが、徐嘉余選手は、試合後、「アジア大会で三連覇を達成した日本の古賀淳也選手が、ドーピング検査で陽性反応が出たため今大会への派遣を取り消されたことで、幸運にも同種目の金メダルが自分に回ってきた」と打ち明けたという。
男子200メートル個人メドレー決勝では、中国の汪順選手がゴール手前で逆転優勝を果たし、同種目で20年ぶりに中国がアジア王座に返り咲いた。同じく中国の覃海洋選手が銅メダルを獲得、全大会チャンピオンの萩野公介選手は銀メダルだった。
注目すべきのは、中国競泳チームはこの日、貴重な銀メダル1個を獲得したことだ。それは女子50メートルバタフライ決勝で、中国代表の最年少で昨年はジュニア大会に出場していた13歳の王一淳選手が銀メダルを獲得、将来に大きな期待が寄せられることになった。
1日で2種目に出場した日本のスーパールーキー池江璃花子選手(18)は、女子50メートルバタフライと女子100メートル自由形においてともに金メダルを獲得。初日の女子4X100メートル自由形での金メダルに加え、今大会で初めて3個の金メダルを手中に収めた選手となった。日本代表はこのほか、女子200メートル平泳ぎと男子4X200メートル自由形でも優勝した。
競泳日程のうち2日間を終えた時点で、中日両国の実力は伯仲しており、それぞれ7個の金メダルを獲得している。
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