新時代の中国アフリカ関係発展に力強い原動力

中国アフリカ協力フォーラム北京サミットが9月に北京で開催される。アフリカ各界は中国アフリカ協力の盛事への期待に満ちている。人民日報の取材を受けたアフリカの高官や学者は、中国とアフリカの協力強化によって「良き友人、良きパートナー」という双方の関係が一層緊密化し、中国アフリカ運命共同体が一層強固になり、中国アフリカ協力フォーラム北京サミットは新時代の中国アフリカ関係の発展に力強い原動力を与えるとの認識を示した。

ボツワナのSasara Chasala George元駐中国大使は「中国アフリカ協力フォーラムの発足はアフリカ中国関係の発展の歴史において一里塚的意義を持つ。この協力体制はアフリカと中国の間の定期的で包括的な交流に良いプラットフォームを提供した」と指摘。「中国はアフリカの発展水準の向上を旨とする新たな案を常に示してきた。9月の中国アフリカ協力フォーラム北京サミットはアフリカの将来の発展にさらに力強い原動力をもたらすものと信じる」と述べた。

2015年の中国アフリカ協力フォーラム・ヨハネスブルグサミットで、中国側は中国アフリカ「10大協力計画」の実施を宣言し、中国とアフリカの包括的、重層的で広範囲の協力構造を一層明確にした。その後、中国とアフリカの互いの努力で、ヨハネスブルグサミットの成果は全面的かつ効果的に実行に移されている。現時点で中国の対アフリカ投資は累計1000億ドルを超える。多くの中国企業がアフリカで投資し、事業を展開している。モンバサ・ナイロビ鉄道、アディスアベバ・ジブチ鉄道、アブジャ都市鉄道、海信南アフリカ工業団地、エチオピア・アワッサ工業団地などアフリカのインフラ、工業団地、経済特区、産業生産能力事業多数が竣工し、運用を開始している。

ケニアは「一帯一路」構想の重要な参加国であり、今年5月にアジアインフラ投資銀行（AIIB）に参加した。ケニアの著名な経済学者は、過去数年で中国からの投資によってケニアのインフラ整備が急速に発展したことを指摘。「中国アフリカ協力フォーラム北京サミットは引き続き協力を先導し、アフリカと中国の経済・貿易協力は新たなチャンスを迎えるものと信じる」とした。

「中国とアフリカは経済、人・文化面でまだ大きな協力の余地がある」。南アフリカの大学関係者は中国アフリカ協力フォーラム北京サミットがアフリカと中国の実務協力を促進する新たな措置を打ち出し、的確性と有効性を強化し、アフリカの資源、人口ボーナス、市場、潜在力の優位性を中国の資金、設備、技術の優位性と効果的に結合し、アフリカと中国双方のより良い、より急速な発展を後押しすることへの期待を表明した。

南アフリカの政治学者は「アフリカと中国のインフラ整備分野での協力はアフリカのインフラ水準を高め、アフリカの関係産業の構造転換と高度化を先導し、アフリカ経済の急速な発展を促進した。双方は中国アフリカ協力フォーラム北京サミットを通じて、発展戦略の連携を強化し続け、互恵協力の基礎を一層固め、協力の目玉をさらに多くつくるべきだ」と指摘した。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年8月21日