国務院台湾事務弁公室は28日、定例記者会見を開き、その席で安峰山報道官が台湾地区の映画「ジョニーは行方不明」に主演した柯宇綸(クー・ユールン)が、かつて「台湾独立」を唱えていたことについて言及した。
記者の1人から、「台湾地区の映画『ジョニーは行方不明』が近く大陸部で公開される。あるネットユーザーがこのほど、同作品に主演したクー・ユールンが、かつて『台湾独立』を唱え、監督を務めた父親の柯一正氏の『台湾独立派』の立場を支持し、台湾地区の『時代の力』を支持していることについてコメントは?」との質問があがった。
安報道官はこれに対し、「当局はそのような状況をすでに把握しており、『台湾独立派』の立場を取り、『台湾独立』の理念を標榜する台湾地区の俳優が出演している映画を大陸部で公開することは認められない。もし、これらの台湾地区の俳優が、『台湾独立』の理念が誤ったもので危害をもたらす恐れがあることを認識し、思想面と行動面で変わることがあれば、大陸部は映画を大いに歓迎する。だが、現時点では、この作品の大陸部での公開は棚上げ状態のままだ」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月30日
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