タイ観光・スポーツ省の事務次官は現地時間21日、2018年2月の観光データを発表した。これによると、同月、タイを訪れた外国人観光客は延べ356万人を上回り、うち最多を占めたのは中国からの観光客で、前年同期比51%増加した。タイの華字紙「世界日報」の報道を引用して中国新聞網が報じた。
統計データによると、2018年2月、前年同期比11.33%増の延べ356万6千人の外国人観光客がタイを訪れた。東南アジア諸国からの観光客が最も多く、同26.88%増の延べ234万2千人で、欧州、米国、南アジア、オセアニア、中東、アフリカがこれに続いた。春節(中国旧正月、今年は2月16日)連休中には大量の中国人がタイに押し寄せ、同15%増の延べ120万人に達した。
今年2月にタイを訪れた外国人観光客の送り出し国トップ10は、順に、中国、マレーシア、ロシア、韓国、日本、ラオス、フランス、インド、ドイツ、米国。外国人観光客がタイにもたらした観光消費額は、前年同期比23.78%増の1952億バーツ(1バーツは約3.36円)を上回った。消費額においても、中国人観光客が各国の首位に立った。
このほか、2018年1月―2月にタイを訪れた外国人観光客総数は、前年同期比14.96%増の延べ711万1千人、観光消費額は同17.47%増の約3841億バーツだった。
2018年1月には観光キャンペーン「泰旅泰」が実施され、大陸部からの観光客は、前年同期比4.79%増の累計延べ1248万人、観光消費額は同9.04%増の914億バーツにそれぞれ達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn