現地の農家を指導する中国ブルンジ支援農業専門家チームの中国農業専門家(写真提供・中国ブルンジ支援農業専門家チーム)
中国農業部の韓長賦部長は7日、各種手段を通じてアフリカ諸国と中国の農業発展の経験を共有し、アフリカ諸国との農業協力を引き続き拡大していきたいとの考えを明らかにした。人民日報が伝えた。
韓部長は同日開かれた第13期全人代第1回会議の記者会見で、中国はすでにアフリカ14ヶ国で農業技術普及のモデルセンターを建設し、中国の農業技術をアフリカの人々向けに展示していると紹介した。
一部メディアは中国がアフリカに「プラスチック米」を輸出していると喧伝しているが、韓部長はこのデマを否定し、「中国の米は安全だ。プラスチック米など聞いたこともない。私は農業部長だが、目にしたこともない。そんなことは絶対にない」とした。
韓部長によると、中国は多くの専門家をアフリカ諸国、特に後発国に送り、現地で農業技術者を育成している。さらにアフリカ農業技術者及び農業部門の管理幹部を研修と見学目的で中国に招待している。
韓部長は、「アフリカ諸国に対する農業協力とアフリカ諸国の食糧安全保障に対する支援は誠意に満ちたものであり、いかなる条件も付け加えていない」と強調。
中国の専門家と技術者は昨年末まで、アフリカで300以上の小型モデルプロジェクトを実施し、450種の実用的農業技術を普及させ、現地の農家・技術者を延べ3万人近く育成した。また中国は世界食糧計画とアフリカにおける第三者協力を積極的に検討している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月9日
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