広東珠海万山無人船海上試験場の建設が10日、正式に始まった。関連計画によると、アジア初の無人船海上試験場である万山無人船海上試験場は竣工後、世界で面積が最大の無人船海上試験場となる。科技日報が伝えた。
万山無人船海上試験場第1期の調整用試験場は21.6平方キロメートルの海域を占める。第2期の性能試験場は750平方キロメートルで、総面積は771.6平方キロメートルに達する。
珠海万山無人船海上試験場は、計画海域付近の島嶼にネットワークや通信、ナビゲーション、光電、自動停泊埠頭などの試験場所とインフラを整備する。計画海域で各種船舶向けの多次元的な測定・試験シーンを設計する。これには自動障害物回避や合同編隊、遠隔操作、自主作業、警戒・巡航、通信試験などが含まれる。
万山無人船海上試験場は実体を持つ海上試験場の他に、シミュレーション試験場も構築される。
武漢理工大学スマート交通システム研究センターの革新チームは、珠海雲洲智能科技有限公司といった企業団体と共同で、アジア初の無人船仮想試験場を構築する。これは各種シーンにおける船舶自主航行の各種機能(自主航路計画や自主トレース、自主航行回避、自主停泊など)のシミュレーションと試験、検証を行い、無人船の設計・製造・運営に研究と試験の場を提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月12日
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