顔認証やコードスキャンでスーパーに入店する。店内に店員はおらず、すべての商品を自分で選ぶ。気に入った商品があれば、ティスプレイに顔を映し、にっこり笑えば割引もしてもらえるので、笑わなければ損だ。商品購入後にカードやキャッシュを出す必要がなく、自動決済後にそのまま店をあとにすることができる。科技日報が伝えた。
これは2017年第4回世界インターネット大会で、イスラエルのノーベル賞受賞科学者のダニエル・シェヒトマン氏が称賛した「天猫無人スーパー」だ。
天猫無人スーパーは、世界インターネット大会で唯一個別展示されたプロジェクトで、科学技術の魅力をふりまいた。まず画像認識技術で消費者の顔の特徴を認識し、身分を確認し、顔認証により入店することができる。次にモノ認識・追跡技術を通じて、消費者の行為の認識と結びつけることで、無人スーパーは消費者の決済の意図を判断する。最後にスマートゲートを通過して決済をスムーズに完了することができる。
天猫無人スーパーがインターネット大会に登場すると、もう一つの大きな目玉である「ハッピー購」を通じて、消費者はこれまでにない斬新で個性的な消費を体験した。
消費者が無人スーパー店内である商品を見つめると、システムはその人の表情をすぐさまキャッチし、感情の振れ幅に基づき商品への好みの程度を計算し、それに応じた割引を行う。つまり消費者の表情によって、割引率が変わるというわけだ。
新たな小売革命は消費者により便利な消費体験をもたらし、かつ消費者の個性的な需要を満たすことになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月7日
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