秦嶺山脈を通り抜ける西安高速鉄道の試運転車両(撮影•唐振江)。 |
55251号高速鉄道の試運転車両が22日午前、西安北駅を出発し、成都東駅を目指して一路南に向かった。これにより、中国で初めて秦嶺山脈を通り抜ける高速鉄道「西安高速鉄道」が全線の試運転をスタートさせた。部分的な試運転が始まって以降、同高速鉄道は初めて全線試運転を実現させた。新華社が報じた。
西安高速鉄道は中国で初めて、秦嶺山脈を通り抜ける高速鉄道となった。同高速鉄道の運行ルートは、西安北駅を出発し、北から南に向かい関中平原、秦嶺山脈、漢中平原、巴山山脈を通過して四川盆地に入り、成綿楽(成都・錦陽・楽山)城際(都市間)鉄道とつながり、成都東駅に到着する。全線には、西安北、阿房宮、鄠邑、江油など16駅が設けられ、営業速度は時速250キロメートル、年内に運行を開始する見通し。開通後は、現在16時間かかっている西安-成都間の所要時間はわずか3時間前後にまで短縮されることになるという。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月23日
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