スイスの国際経営開発研究所(IMD)は20日に、優秀な人材を確保する力を数値化した報告書「2017年IMD世界人材リポート」を発表し、香港地区が12位と、昨年に続いてアジアトップとなった。香港紙「文匯報」の報道を引用して中国新聞網が報じた。
7月1日夜、香港地区の中国返還20周年を祝い、香港地区のビクトリア湾で花火大会が行われ、「香港・我が故郷」、「心を一つにする」、「進歩のために奮闘」、「決してあきらめない」、「手を取り共に歩む」、「輝かしい明日」、「シルクロードの夢」、「黄河の激流」の8パートに分けて、計3万9888発の花火が打ち上げられた。
IMDのランキングで、63ヶ国・地域中トップだったのはスイス。香港地区は昨年と比べると順位を3つ下げて、12位だったものの、順位を2つ上げて13位に入ったシンガポールをおさえて、アジアトップとなった。
トップ10は上から順に、スイス、デンマーク、ベルギー、オーストリア、フィンランド、オランダ、ノルウェー、ドイツ、スウェーデン、ルクセンブルク。
同レポートは、教育関係や労働市場など約30の指標に基づき評価を行い、「人材への投資と発展」、「人材の誘致と引き留め」、「人材の準備性」の三大指標をはじき出し、63ヶ国・地域の人材を確保する力をまとめている。
今年のレポートでは、欧州諸国が依然としてランキングの上位を占めた。トップ10は全て欧州諸国で、中でもトップ3のスイス、デンマーク、ベルギーは昨年と同じだった。香港地区は順位をやや下げたものの、アジアトップの座を保った。台湾地区と日本も昨年と同じ順位で、それぞれ23位と31位だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月22日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn