国際オリンピック委員会(IOC)のサマランチ・ジュニア副会長がこのほど北京を訪れ、北京で開かれる成都国際マラソンの公式記者会見に臨んだ。サマランチ・ジュニア副会長は、「中国におけるスポーツ発展の可能性は極めて大きい」と期待を寄せると同時に、父親である故サマランチIOC前会長と中国スポーツとの切っても切れない縁について回顧した。中国新聞網が伝えた。
サマランチ前IOC会長(資料提供:新華網)
サマランチ氏はIOC会長在任中の21年間に、中国スポーツ事業の発展に多大な貢献を果たした。1984年のロサンゼルス・オリンピックで、許海峰選手(射撃)が中国に初の金メダルをもたらした。同選手に金メダルを授与したのは、当時会長を務めていたサマランチ氏だった。
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