中国航天科工集団公司が31日に発表した情報によると、中国は衛星インターネット接続を主要目標とする「虹雲プロジェクト」に基づき、技術実証衛星を来年打ち上げることを明らかにした。新華社が伝えた。
同社が実施する同プロジェクトは、小型衛星による低軌道ブロードバンドネットワークシステムだ。砂漠・山脈・海洋などの自然環境の影響で、世界でまだ半数の人口がインターネットに接続していないが、同プロジェクトはこの問題の解消に取り組む。計画によると、同プロジェクトは2022年に全156基の衛星ネットワークを構築する。
同プロジェクトは通信・ナビゲーション・リモートセンシングを一体化させ、全世界を網羅し、システムを自主制御できるという特徴を持つ。通信の遅延が極めて短く、周波数繰り返し率が極めて高く、全世界を網羅できる。中国と世界のインターネットの発展が遅れている地域及び大規模使用部門が同時にネットワークに接続する需要を満たすことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月1日
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