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「世界大学学術ランキング」清華大学がトップ50校入り

人民網日本語版 2017年08月18日10:33

「2017年世界大学学術ランキング」が15日、発表された。トップ500校には、中国大陸部では45校が、香港・マカオ・台湾地区では12校がそれぞれランクインした。ランクインした大学の総数は引き続き増加しており、全体の11.4%を占めた。シンガポールの華字紙「聯合早報(電子版)」の報道を引用して環球時報が伝えた。

ランクインした大学のうち、英語圏の大学が引き続き優勢だった。トップ20校中、米国と英国の大学が19校を占めた。アジア・太平洋地域の大学では、日本の東京大学が第24位、京都大学が第35位と、優秀な成績を収めた。清華大学は今年初めてトップ50校の仲間入りを果たし、北京大学はトップ100校入りした。

今回発表された「2017年世界大学学術ランキング」のうち、最も主導的地位を占めたのは米国で、ハーバード大が首位、スタンフォード大が第2位に続いた。ランキング上位10校で目立った変化は、英ケンブリッジ大学が米MIT(マサチューセッツ工科大)とカリフォルニア大学バークレー校を抑え、第3位に躍進した点だ。米国の大学はトップ10校中8校、トップ20校中16校を占め、英国の大学はトップ10校中2校、トップ20校中3校で、うちオックスフォード大学は第7位に返り咲いた。トップ20校のうち英米以外の大学は、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(第19位)だけだった。

米国の大学は、トップ100校中48校、トップ500校135校。トップ500校には、中国の大学が57校、英国の大学が38校、それぞれランクインした。

今年のトップ500校ランキングを見ると、中国・日本・韓国などアジア地域の大学数が増え、中国は57校、日本は17校、韓国は12校ランクインした。清華大学は今年第48位に入り、初めてトップ50校の仲間入りを果たし、アジアでは第3位につけた。清華大学に続いた中国大陸部の大学は、北京大学(第71位)、復旦大学(第109位)。また、メルボルン大は第39位、ロシアでトップ100校にランクインしたのは、モスクワ国立大学(第93位)だけだった。

中国香港地区のランキングトップ3校は、香港大学(第126位)、香港中文大学(第167位)、香港城市大学(第206位)。韓国のランキングトップ3校は、ソウル国立大学(第120位)、漢陽(ハニャン)大学(第217位)、KAIST(韓国科学技術院)(第222位)だった。

「世界大学学術ランキング」では2003年以降、世界のトップ500大学が発表されており、「グローバル大学ランキングの先がけ」、「最も信頼に足るランキング」と称されている。(筆者:蘇亜華)(編集KM)

「人民網日本語版」2017年8月18日

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