在札幌中国総領事館のウェブサイトによると、中国の孫振勇・札幌総領事は10日、北海道警察本部の担当者、札幌南警察署の担当者、北海道副知事と相次いで会見した。孫総領事は北海道で行方不明となっている中国人女性のことに強い懸念を表明。北海道警察本部と札幌南警察署に対して、捜索を継続し、さらに措置を強化するとともに捜索範囲を拡大し、早急に行方を確認するよう促した。中国新聞網が伝えた。
北海道警察本部の担当者と札幌南警察署の担当者によると、警察側はすでに北海道全域のホテル、空港、駅、フェリーなどで大規模な捜索を2回行なった。また、8月4日以降、行方不明者の姿が最後に確認された北海道釧路市で丹念な捜索を行なうとともに、中国人観光客に有名な網走、知床半島、能取岬で地上と空からの捜索を行なった。北海道警察当局は捜索を継続し、行方の確認に全力を挙げる。
孫総領事は10日遅く、辻泰弘・北海道副知事と会見し、行方不明事件に強い懸念を表明。あらゆる力を投じて行方の確認に協力するよう求めた。
辻副知事は、「事件発生以降、北海道各界は事件を大変注視している。北海道庁はできるだけ早く行方を確認すべく、各関係当局及び社会各界に働きかけて有効な情報を積極的に収集するとともに、警察当局の丹念な捜索に協力する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月11日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn