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一人旅の割合が男性より高い中国人女性、トップ3は北京、上海、広州

人民網日本語版 2017年08月10日15:24

中国福建省の90後(90年代生まれ)で教師の危秋潔さんが北海道で行方不明になっていることが現在中国全土で注目を集めている。若い女性が一人旅をする割合が男性よりも高くなっているが、女性たちは道中の不測の事態にどのように対処すべきなのだろうか。中国新聞網が伝えた。

中国最大のオンライン旅行会社である携程(Ctrip)は一人旅の女性を対象に、「世界旅行SOS」や現地ガイド、「旅のパートナー」、「誘拐保険」などのサービスを新しく打ち出した。

▽中国人女性の一人旅の割合は男性より高く、トップは北京市の女性

女性はすでに観光産業の主力となっている。携程の「女性一人旅の安全報告」によると、一人旅をする女性観光客は年々増加しつつあり、2017年上半期には、女性観光客の実に14%が一人旅を選択。男性の一人旅の割合10%に比べ、女性のほうが4ポイント高かった。

同報告はまた、一人旅を好む都市のランキングを発表。北京の独身女性がトップで、続いて上海、深セン、広州、成都が女性の一人旅の多い都市としてランクインした。

携程の専門家は、「女性が一人旅を好む傾向は、中国人女性がますます自立しつつあることを示すだけでなく、女性の観光における経験と能力が大幅に向上したことも示している」と分析している。

▽旅行保険が命を助ける 「誘拐保険」は最大で23万元を賠償

携程の専門家は、個人旅行の女性は特に旅行事故保険に加入すべきだとアドバイスしている。海外旅行の場合は、医療保険の金額が足りるかどうか注意する必要がある。特に欧州や米国、カナダ、日本のような医療費の高い国へ旅に行く人は、医療保険の金額が20万元以上のほうが安心だ。また医療費の立替、電話通訳、医療搬送などをカバーした救援サービスもとても重要なため、必ず救援サービス付きの旅行保険に加入したほうが良いとしている。


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