中国広核集団が7日発表した情報によると、深セン市の大亜湾原発基地の嶺澳原発1号機は2005年3月26日より、12年以上にわたって一度も緊急停止を行っていない。今月7日まで4146日連続で安全稼働しており、世界の同類原子炉の中で安全稼働日数最長記録を樹立した。科技日報が伝えた。
大亜湾原発基地には、大亜湾原発、嶺澳原発1期、嶺澳原発2期の計6基・100万kW級原子炉がある。これは世界最大の加圧水型軽水炉原発基地だ。うち大亜湾原発の1号機は1987年8月7日に着工してから、今月7日でちょうど30年が経った。
大亜湾原発基地の6基の運営を担当する、大亜湾原発運営有限公司の安全監督者の趙福明氏は、「世界原子力発電事業者協会(WANO)の指標は、原発安全水準を調べる国際的に重要な指標で、12の業績指標により原子炉の稼働状況を評価している。2016年には大亜湾原発基地の6基・72指標のうち47指標が、世界4位の先進水準に達した。うち43指標は世界10位の水準に達し、全体の59.7%を占めた」と説明した。
計画による原子炉停止を除く連続稼働時間は、原発管理水準を反映する重要指標だ。趙氏によると、嶺澳原発1号機は4146日間連続で安全稼働しており、2位のフランスの原子炉を15ヶ月上回っている。3位の大亜湾原発2号機は3026日。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月10日
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