第25回国際原子力工程大会が3日、上海市で開幕した。テーマは「原子力――クリーン・グリーンで信頼できるエネルギー」。同大会で発表された情報によると、中国の原子力は規模化発展の新たな時代を迎えており、2020年までに中国の稼働中・建設中の原発の設備容量は8800万kWに達する。第3世代原発技術を含む科学技術革新の新成果は、すでに世界先進水準に達しており、世界原発産業の中心になろうとしている。人民日報が伝えた。
中国工程院院士、中国核学会理事長の李冠興氏は、「原子力は中国で、すでに規模化発展の新たな時代を迎えている。中国大陸で稼働中の原発は36基、建設中は20基で、設備容量は合計で約5693万5000kWだ。中国の原発産業は2016−20年にかけて、モデル原子炉を代表とする先進的な原子力システムプロジェクト、使用済み燃料再処理科学研究特別プロジェクト、空間原子力動力科学技術モデルプロジェクトなど、一連の重大プロジェクトを実施する。世界原発発展の重要な構成部分として、中国の原子力事業は新たな発展段階に入った。自国のエネルギー構造の改善、社会の発展の解決促進と同時に、原発発展の中心になりつつあり、世界の原子力発展に力強い動力を注ぐことになる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月4日
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