猛暑が続く中、真夏の暑気払いに効果的な果物がスイカだ。日本では、一般的な球形のスイカ以外にも、サイコロ型の四角いスイカが人気を集めている。このスイカの価格は約16200円で、果物の平均価格が比較的高い日本でも、通常のスイカの3~5倍の価格である。四角いスイカの年間生産量は数百玉しかなく、店頭での販売価格も2年前に比べて25%値上がりした。このような高価格でも、四角いスイカの売れ行きは非常に良好だという。
四角いスイカは日本の香川県の特産で、毎年5月中旬になると、農家の人々は成長段階のスイカを18センチ四方の立方体の型の中に入れ、四角い形になったら中から取り出す。元々この方法で栽培を始めたのは、輸送の時に並べやすくするためだったが、後になってから四角い形を維持するためには、スイカを成熟前に収穫する必要があるため、甘味が少なく食用には適さないことが判明したという。しかし、そのユニークな見た目から、四角いスイカは多くの消費者から人気を集めている。近年、四角いスイカは海外にも販売されており、その他にもハート型やピラミッド型のスイカなど、変わった形の果物が日本で注目されている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年8月10日
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