中国における普通話(標準中国語)の普及率は2000年の53%から2015年の73%前後に達し、識字人口の規範的な漢字使用比率は95%以上に達し、国民の68%が漢字のピンインをマスターした。中国教育部(省)と国家語言文字作業委員会は先ごろ記者会見を開き、中国言語・文字事業の2016年の発展状況を紹介した。
中国教育部語用局、語信局の田立新局長によると、言語・文字情報化建設において、国家語言文字作業委員会が展開する「漢字簡体字・繁体字スマート変換システム」(第2期)がプロジェクトを締めくくる審査に合格し、中国中文情報学会の「銭偉長中国語情報処理科学技術賞」を受賞したほか、言語スマートや学習補助、ロボット翻訳などの言語情報技術が急発展し、「スマート言語・人工知能技術の言語学習における応用」など一連の応用研究が推進された。また「国家語言文字作業委員会言語資源サービスプラットフォーム」第1期プロジェクトが全面的に始動し、情報処理向けの言語・文字規範基準の策定に新展開があったことを明らかにした。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月25日
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