スーパーチェーンの北京超市発連鎖股フン有限公司(フンはにんべんに分)と日本のコンビニブランドのローソン北京法人はこのほど、超市発・ローソンプロジェクト協力合意に調印し、来月に両者が合体した新コンビニ「超市発ローソン」の万柳店、花園路店、羊坊店店の3店舗が開店することになった。今後は毎年10店舗以上のペースで店舗を拡大していくという。「北京日報」が伝えた。
説明によると、今回の協力は都市や地域でのフランチャイズ加盟店方式とは異なるもので、双方はこれから単一店舗加盟モデルを採用して協力を進めていく。超市発側は店舗と従業員を提供し、ローソン側は日常的な経営ノウハウを提供するといい、より密接な協力に基づく加盟店経営方式だといえる。超市発の趙萌副社長は、「超市発のこれまでの発展の核心はコミュニティの生鮮食品店で、穀物・油、調味料、野菜・果物などを得意分野としていたが、若い消費クラスターがずっと空白地帯になっていた。ローソンは世界トップクラスのコンビニ企業であり、超市発がローソンを協力パートナーに選んだのは、ローソンがもつ若い消費クラスターを評価してのことで、またコンビニ分野における品揃えや管理経験をローソンに学びたいと考えたからだ」と話す。
新コンビニ「超市発ローソン」はローソンの経営モデルを取り入れ、24時間営業を行う。当面はローソンが主に商品を提供し、今後は双方が供給チェーンで相互補完することを目指す。計画では、2018年8月に20店舗を開店する予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月13日
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