中独は連携してG20サミットの前向きな成果を後押しする。今年G20サミット開催を引き継ぐドイツは、極めて複雑な国際情勢に直面している。中独両国が保護主義への反対、自由貿易体制の維持、経済グローバル化の促進などの問題において同じ声を挙げることは、開放型世界経済を構築し、G20ハンブルク・サミットの成功を確保する助けとなる。
今回のサミットは「相互に関連し合う世界の形成」をテーマとし、杭州サミットの精神を受け継いでいる。サミットは世界経済情勢、貿易、金融、デジタル経済、エネルギー、気候変動、開発、アフリカ、衛生、難民問題、テロ対策などの議題に焦点を合わせる。習主席は演説、各国政府要人との会談などを通じて、世界経済情勢と国際経済協力についての主張を明らかにし、各国の政策調整の強化を後押しし、世界経済の強固で持続可能かつ均衡ある包摂的成長を共に促進し、国際社会の自信を強める。
変化が多く交錯する現代世界を前に、習主席の露独訪問が中露と中独のパートナーシップをさらに突き固め、「相互に関連し合う世界の形成」を促進することは確実だ。グローバル・ガバナンスの整備、世界の平和的発展にとって、これは間違いなく明確で揺るぎない積極的なメッセージ、タイムリーで力強い実務的措置となる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月5日
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