「航空大世界」が来年、四川省成都市にオープン、室内型テーマパーク「凱蒂猫」は2018年に上海で開園、ユニバーサルスタジオ北京は2020年に北京市通州区に完成、リオネル・メッシのテーマパークが2019年に江蘇省南京市に登場。このように、中国各地では数年前から、さまざまなテーマパークの開園・建設ラッシュが続き、テーマパーク市場は目覚ましい発展を遂げつつある。ディズニーランド、ハッピーバレー(歓楽谷)、長隆などの大型テーマパークが次から次へと発展の足並みを加速させ、中国人が休暇中に訪れる人気の行楽地となっている。また、今後数年以内にオープンするテーマパークも目白押しの状態で、消費者にとって国内で楽しめるテーマパークの選択肢はますます増えている。人民日報海外版が伝えた。
ユニバーサルスタジオ北京の完成予想図
〇高まり続けるテーマパークブーム
中国経済の発展、国民の生活レベルの向上、都市化プロセスの加速にともない、テーマパークは次第に、行楽やレジャーの主な目的地として人気が高まっている。日本経済新聞(電子版)の報道によると、中国の消費者が娯楽サービスに金銭を投じる傾向は強まってきており、テーマパークもその一つとなっている。
途牛旅遊網がこのほど発表した最新モニタリングデータによると、テーマパークは、数年前からブームが続いている。テーマパーク関連商品の予約状況から見て、過去1年間、テーマパーク消費において最も多くを占めたのはファミリー層で、テーマパーク来園客のうち65%を占めた。
専門家は、「国内市場の人口の基数が大きいこと、中流家庭の収入・数量の増加、レジャー観光に対するニーズの爆発的増加、消費のアップグレード、交通環境の改善などさまざまな要因によって、中国におけるレジャー観光業の発展は力強い勢いを見せており、とりわけテーマパークの発展が顕著化している」と指摘した。
途牛旅遊網「2017年全世界テーマパーク消費分析」によると、国内テーマパークの予約状況から見て、最も人気がある十大テーマパークは、珠海長隆海洋公園、広州長隆歓楽世界、上海ディズニーリゾート、武漢歓楽谷、華強方特、武漢極地海洋世界、深セン歓楽谷、常州環球恐竜城、上海歓楽谷、成都歓楽谷だった。
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