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茶番が終了?「車をまたいで走るバス・巴鉄」試験ラインの撤去を開始 

人民網日本語版 2017年06月22日14:37
茶番が終了?「車をまたいで走るバス・巴鉄」試験ラインの撤去を開始 

多くの人がまだ就寝中の早朝6時、河北省秦皇島市北戴河区富民路の車をまたいで走るバス、「Transit Elevated Bus(TEB、巴鉄)」試験ラインで、人々が忙しく働き始めた。作業員らは電動ハンマーを使い、道路両側のレールを破壊。試験ライン敷設から約1年が経った21日、その撤去が始まった。「空飛ぶバス」と呼ばれた「巴鉄」は上層に乗客をのせ、下層に車を通過させるデザインで、米週刊誌タイムに2010年の世界50大発明の一つに選ばれた。中国新聞網が伝えた。

2016年8月上旬、長さ22メートルの「巴鉄1号」試験車が北戴河区における初試験に登場し、社会から注目を集めた。付近の自動車整備工場の経営者によると、同試験ラインは昨年8月上旬の初試験から10月上旬まで、頻繁に実験を行っていた。しかし10月以降は現在まで、試験は行われていなかったという。「巴鉄」の技術の実現性が疑問視されているほか、出資者である北京華贏凱来資産管理有限公司もPPP(官民連携)の旗印を掲げP2P(個人間)融資を行っていたのではないかと疑われている。

同試験ライン付近の住民は昨年12月、かつて一世を風靡した「巴鉄」が今や通行の邪魔になっているため、政府には一日も早く撤去してもらいたいと話していた。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年6月22日


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