IMT-2020(5G)推進チームが主催するIMT-2020(5G)サミット2017が、12日に開催された。全世界に5Gの最新の研究成果を発表し、さらに業界の5Gをめぐるコンセンサスの形成を促すことを目指している。科技日報が伝えた。
国際電気通信連合(ITU)は2015年に5Gを正式に「IMT-2020」と命名した。世界の5G研究開発は現在、標準制定と製品の研究開発の重要段階に入っている。中国は2012年末から現在まで、世界と同時に5Gの研究開発を展開している。中国工業・情報化部(省)と国家発展改革委員会、中国科学技術部(省)でIMT-2020(5G)推進チームを発足し、国内外のモバイル通信産学研部門を網羅。ITU・3GPP枠組み内の世界統一の5G技術標準の研究を全力でサポートし、また2020年の実用化に向け5G技術の研究開発試験を開始した。
同チームの王暁雲副主席によると、同チームの現在と次の段階の重要な取組内容は下記の通り。世界統一5G標準の枠組み内で、強化版モバイルネットワークとIoT(モノのインターネット)の応用を見据えた5G標準の研究を推進。5G低周波数帯計画・配置、高周波帯計画の研究、5G帯域の世界統一化の積極的な推進。5G試験による5G技術の研究開発、標準化、産業発展のサポート、そして2020年の5G実用化という目標を順調に実現させること。そして特に事業の需要、技術案、ビジネスモデル、産業の生態などの5G垂直産業の応用の研究・実践の強化となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月13日
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