中国科学院は今年、国民経済におけるコア市場を見据え、農業科学技術、バイオ技術、資源環境、ハイテクという4つの分野において、11件の重大進展プロジェクトを計画している。人民網が伝えた。
ハイテクのプロジェクト2件のうち一つはディープラーニングプロセッサーの開発と実用化(カンブリア紀)プロジェクト。世界初のスマート情報処理分野のチップ量産化を目指す。もう一つは次世代モバイル通信向け5Gチップの実用化プロジェクト。独自の知的財産権を持つ5Gチップ、インターネット重要技術の革新チェーンを構築し、国家の「3Gで進展を実現し、4Gで世界に並び、5Gで世界をけん引する」という全体目標をサポートする。
これらの計画は昨年発表された中国科学院の科学技術により経済・社会の発展を促進する第13次五カ年計画に基づいている。同計画は科学技術による経済・社会の発展促進の5つの重点分野をめぐり、21のテーマを設定。革新的飛躍を実現する見込みのある「重大進展」をめぐり、科学技術資源を合理的に配置し、科学技術プロジェクトを計画し、若干の重大な効果・けん引力を持つ重大模範転化プロジェクトを組織する。重大技術成果の普及と応用を通じ、新製品・新需要・新業態を創造し、関連産業のモデルチェンジとアップグレードをけん引し、顕著な経済・社会効果を直接生み出していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月31日
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