上海浦東新区出入境管理局張江手続き窓口で6月6日、初となる外国人の中国新版「外国人永住居留証(グリーンカード)」切り替え手続きが行われた。
中国公安部(省)全体の改革に基づき、上海公安出入境管理当局では6月より2017年度版の「外国人永住居留身分証」の受理をスタートし、同時に、現行の「外国人永住居留証」の発行手続きを停止している。
従来の「外国人永住居留証」に比べ、新しい「外国人永住居留身分証」はその機能性がさらにアップしている。同身分証を持つ外国人は、不動産購入から運転免許資格、子女の学校入学、金融関連の業務などで中国の公民と同等の待遇を受けることが可能となる。
このほかにも「外国人永住居留身分証」を持ち、中国国内で就労する外国人は、社会保険を享受できるだけでなく、住宅積立金を納め、使用することが可能となる。居住のみで、就労していない場合でも、規定に基づき、医療保険と養老保険を納め、社会保険を享受することが可能となる。
さらに、新しい「外国人永住居留身分証」は第二世代住民身分証が使用するカードリーダーでの読み取りも可能となるため、その実用性が大幅にアップすることとなる。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年6月9日
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