国防部(国防省)の任国強報道官は25日の定例記者会見で、日本はミサイル防衛問題で慎重に事を運ぶべきだと指摘した。
【記者】日本の岸田文雄外相は先日、朝鮮の持続的な挑発行為に対処するにあたり、日本は総合的で十分なミサイル防衛(MD)システムによる保障を得るべきだと表明した。日本はTHAADよりも、米国の陸上配備型MDシステム「イージス・アショア」を導入する考えだとも報じられている。これについてコメントは。
【任報道官】動向に留意している。中国側は一貫して、ミサイル防衛問題は戦略的安定性と国家間の相互信頼に関わり、慎重に扱うべきだと考えている。とりわけ歴史的理由から、日本の軍事・安全保障面の動向をアジア近隣諸国及び国際社会は緊密に注視し続けている。日本はミサイル防衛問題で慎重に事を運ぶべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月26日
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