第4に、韓国の特使が訪中し、関係の立て直しを図った。5月18日~20日、韓国の文在寅大統領が就任後直ちに李海●(王偏に賛の「夫」がそれぞれ「先」)特使を派遣したのは、韓国新政権が対中関係を重視し、両国関係の改善を差し迫って望んでいることの表れだ。習主席は李特使との会談時「中国側は中韓関係を重視している。韓国側と共に中韓関係の得難い成果を維持し、相互理解と相互尊重を基礎に政治的相互信頼を強固にし、溝を適切に処理し、中韓関係が早期に正常な道に戻るよう後押しし、改善と発展を実現したい」と表明した。李特使は「韓国側は中国側の重大で理に適った懸念を十分に理解している。中国側と意志疎通や調整に一段と力を入れ、両国関係の発展を阻む問題の適切な解決を検討したい」と表明した。
一か月足らずの間に中国外交が得た目覚ましい成果は、信用を重んじて仲睦まじさを追求し、十分な蓄積を踏まえて成功を収めることの具体的な表れであり、大国の度量をはっきりと示している。現在世界の直面する「平和の欠損、発展の欠損、ガバナンスの欠損」という試練に対して、中国は協力・ウィンウィンの理念とシルクロード精神を堅持し、「一帯一路」建設を推し進め、協力の大計を共に話し合い、開放的プラットフォームを共に建設し、発展の成果を共に分かち合う。中国外交は変転極まりない国際情勢に落ち着いて対処し、世界の混乱と変動の中で不動の戦略と主導的行動を保ち、世界の広範な賞賛を浴びた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月25日
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